ゲンザン言いたい放題! Vol.1
習うということ
1.習うということはまず、銀行に行くことである。まず月謝を新刷に替えて、気持ちよく芸を買いに行くのである。最近はお釣りを下さいとか、硬貨を入れる人がいるが、もってのほかである!
2.月謝が一万円なら、平均その倍の二万円は必要だと思った方が良い。月謝以外の出費がいろいろあるのだ。海外に遊びに行く時、航空運賃と宿泊費では済まないでしょう。お土産もいるし!
3.お中元、お歳暮って知っている?!芸の世界では、一般のボーナスに当たるものなのだ。だから、お金が普通。ボーナスが物品支給ならいやだろう。しかし最近はボーナスが出ない会社も多くなってきたし、これからどうなるのかなぁ!
4.習うということを自分の芸を披露するものと思っている人がいる。習い上手とは、いかに師匠に吹かすか。そして芸を盗むということなのだ!
5.教える時間の少ない師匠が、一般的に高度な先生である。よく、「どんな練習をしているの?」と聞くと、胸を張って「1~2時間先生と一緒に吹いています」と答えるが、これは先生の練習に弟子が付き合っているのだ。2人の先生がいて、どちらに習うか迷った時は、月謝の高い先生に習うこと。